慈雲尊者とは...
山岡鉄舟をして 日本の小釈迦 といわしめた
日本の仏教史に不可欠な高僧である。
日本の仏教が宗旨宗派に分かれる中
尊者は釈迦時代の仏教に回帰すべく戒律を重視した正法律を提唱された。
その中で袈裟の乱れをただし 金襴の袈裟ではなく壊色の正しい袈裟の縫製
(現在 真言で身に着けている如法衣は尊者が正したものです)
その当時 漢字に訳されていた経典ではなく
梵語の経典を護持され 梵学津梁 1000巻を残されました。
そして 戒を俗の日常にも用いるべく 十善 を護持することをすすめされ
天皇家にも戒を授けられ十善を詳細にとかれた十善法語は
現代にも通じる人の道を説かれておられます。
真の仏教に身をおきつつ 神道 儒教にも通じ
晩年には神おいては雲伝神道を提唱されたり,密教についても触れられています。
また書たくさん残され書法の豪快,自由さは見ごたえがあります

その教えなどについて
随時更新してまいりたいと思います。